【News】河崎呈がEstoniaのニュースメディア estonianworldで取り上げられました。
Video: Real life in Estonia through Japanese eyes
Tei Kawasaki, a Japanese filmmaker and entrepreneur, visited the small Estonian town of Haapsalu and the surrounding county to capture on a short film people and their life in rural areas.
日本の映画監督であり実業家でもある河崎呈が、エストニアの小さな町ハープサルとその周辺の郡を訪れ、農村部の人々とその生活をショートフィルムに収めました。
Kawasaki, who is an estophile and visits Estonia often, told Estonian World his observation was that Estonia was very digitally advanced on one hand; but its people kept their old traditions and loved the rural life, on the other – a fascinating connection between the technology and nature.
He has followed Estonia’s affairs for 18 years and is now aiming to make several short films about the country, in which he wants to also answer the question – how did Estonia as a nation succeed in both business and education, gaining worldwide attention along the way?
エストニアを頻繁に訪れているエストニア愛好家の河崎呈は、エストニアはデジタル化が非常に進んでいる一方で、人々は昔ながらの伝統を守り、田舎暮らしを愛している、テクノロジーと自然との魅力的なつながりを感じたとエストニア・ワールドに語っています。
彼は18年間エストニアを追い続けてきましたが、現在はエストニアについての短編映画の制作を目指しています。
“I believe that it is largely influenced by Estonia’s history and cultural background and that the Estonian people’s ‘way of life’ grew in rural lands and raised great human resources along the way,” Kawasaki said.
In the summer of 2019, Kawasaki visited Haapsalu – a seaside resort town of 10,000, located on the west coast of Estonia – and its surrounding county. He filmed street scenes in Haapsalu and visited rural farms in the county, capturing the “real life” and conducting a series of interviews with local people, concluding with this short video.
"エストニアの歴史や文化的背景に大きく影響され、エストニアの人々の『生き方』が農村の地で成長し、その過程で偉大な人材を育ててきたのだと思います」と河崎氏は語った。
2019年夏、河崎はエストニアの西海岸に位置する1万人規模の海辺のリゾートタウン、ハープサルとその周辺の郡を訪れた。彼はハープサルでストリートシーンを撮影したり、郡内の農村部の農場を訪れたりして "リアルな生活 "を撮影し、現地の人々へのインタビューを重ね、このショートビデオで締めくくった。
Cover: A screenshot from the film.
ニュースソース https://estonianworld.com/life/video-real-life-in-estonia-through-japanese-eyes/
【スタートアップで「やっていくぞ」と思っても、何をもってスタートアップなのか、具体的に何をどうすべきなのか。何が正しいのか、何が正しくないのか。】
【スタートアップで「やっていくぞ」と思っても、何をもってスタートアップなのか、具体的に何をどうすべきなのか。何が正しいのか、何が正しくないのか。】
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そんな中で、当社では、前回のB-SKETプログラム(Batch4)に参加させていただきました。
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ベーシックの田所さんをはじめ、講師陣の体当たりのキャッチボールから経営者としての「大海原の羅針盤」「考え方の源泉」をい頂いたB-SKETプログラムをご紹介します。
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<僕の見たB-SKET>
今思うと、参加する前は「スマホ一切なし、ネットもつながらない状態で大海原に放り出された状態」だったかもしれません。世界の一線で動いている人たちがどのように機能しているか、分からない。
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全く想像もつかなかった世界、本を読んだりYouTubeを見たりして疑似体験をした気持ちになることはできますが、圧倒的な体験・経験が足りないわけです。これはスタートアップでやっている人の共通点だと思います。
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B-SKETプログラムでは、スタートアップの苦しみを超えて成功された先人たちのハードシングスをシェアしていただくことで、先人たちがどういった視点で物事を見ているのか分かってきます。リアルなドラマ、知ることができない中の部分を、「主人公のそばにずっといた親友の存在」のような視点で見せていただくことで、モヤモヤしていた部分の解像度が上がっていき、「僕はどう決断していきたいんだろう」というきっかけになりました。
仮説をしっかりと持ったうえで一つ一つ聞いていくと「なるほど!」と腑に落ちます。
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講義は基本的にグループディスカッションで先生方に個別に向き合っていただきました。
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やはりスタートアップの苦しさをよく分かっている立場の方ですので、
「昔の自分が本当に欲しかったアドバイス」
「本当に寄り添ってほしかった存在」
というのが皆さん何かしらあって、昔の自分がほしかったアドバイスをくださっているという想いも感じました。
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加えて、2週間に1回ぐらいのペースで主催であるベーシックの田所さんが直接、時間を設けてくださいました。それはもう全力で、体当たりで向き合ってくださいます。
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<いただいた「大海原の羅針盤」と「考え方の源泉」>
先人たちからの濃密なシェアや体当たりなキャッチボールで、
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「先人たちはこういうふうにして決断されたんだな。では、僕自身はどうしたいんだろう」
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というところが明確になりました。
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ハードシングスを何度も繰り返しているような方から直接教えていただけたので、価値や判断基準、固執しなくても良いものなどもクリアになり、決断にかかる時間が大きく変わりました。参加したことで、3~5年ぐらい手探りで足掻く時間がなくなったと思います。
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漫画に例えると「主人公のルフィがONE PIECEを先読みした」みたいな感じです。これはすごくありがたかったことです。
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また、これからたくさんのことがあると思いますが、困難や苦難に立ち向かっていくモチベーションが非常に上がったと感じています。
会社の方針やビジョン、代表である僕自身が目指す指針が明確になることで、メンバーが卒業することもありましたが、変に落ち込まなくてよくなりました。
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それぞれの道を心から応援して、送り出しています。応援できるスタンスとなり、スタートアップでの「考え方の源泉」をいただいたと感じています。
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<B-SKETおすすめの受け方>
あらゆるものに対して仮説を立てて学んでいくことができるB-SKETプログラムは、非常に価値の高いものになると思います。
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あとは、学んだことをどのように会社で実践していくのか。
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今やるのか、それとも未来に向けて備えておくため計画だけ立てておくのかなど、具体的なアクションプランに繋げること。
片っ端から全部やろうとすると、人材の少ないスタートアップだと手が回らないと思います。
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「何でもかんでもやればいいというものではない」ということにも気付きました。
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<意識の変化>
当社の場合はスタートアップとしてスタートしたのではなくて、NPO団体的にスタートしており、考え方がサラリーマン寄りな人もいて、本当の究極のHARD THINGSが何なのか、やはり分かっていませんでした。
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サラリーマンなら給料は当たり前に入ってきます。しかし、スタートアップはもちろん、役職をもっている時点で、自分から生み出していかなければならないという本当の意味での過酷さ。また、守られる立場ではなくて、守る立場であるという責任意識。それぞれがどう力を発揮したらよいのか各レイヤーごとに細かくご指導いただきました。
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僕自身もスタートアップをやっていく上で「みんなが自分のペースで育ってくれればいい」と思っていましたが、それじゃダメだということも分かりました。経営に携わる人は人生をかけて、家族以上に人生をかけてやっていけるぐらいの情熱と決断ができる人じゃないと、世の中を変えることはできない。
それぐらいの想いで、そこに共感する人と一緒に経営の中心をやっていかないと、スタートアップとしては成り立たなくなる。そうじゃないと、世の中を変えていけないんだ、ということが分かりました。
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全メンバーが経営者と同じように考えることはできないわけですから、
「自分の力を最大限に活かす」ことと、
「経営者として多大なる責任を背負って、人生をかけてその人たちと一緒に頑張るぞ」
という、その両方のバランスがある。
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そしてその大元には理念への共感が内包されていて初めて機能していくもの。
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もし、受けていなかったら、会社の規模がもっと大きくなってから同じことが起きていたと思います。10人に満たない時点でそれぞれの道が決断できるレベルまでいったのがすごく大きかったです。仕事の話はもちろん、何かを進めるにしても、本当にそこに想いと情熱をもってやれるという人だけで仕事をすることができるようになってきています。
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まだ創業して1年ちょっとの段階で、そこまで明確に会社の経営方針を定めることができたのは、本当にすごい財産だと思っています。
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<講師陣の「日本の未来を変えていけるような会社を支援していく」というエネルギー>
全ての講師の方からは
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「この時代で未来あるスタートアップが乗り越えていけるように本気で教えよう」
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「今まで経験したことを伝えて寄り添っていこう」
という強い熱意を感じました。
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ここまで親身にやってくれるプログラムは他にはないんじゃないかなと思います。これが僕にとっての「大海原の羅針盤」、そして「考え方の源泉」として、すべての言動の元となっています。
本気で「日本の未来を変えていけるような会社を創っていくんだ」「支援していくんだ」という想い、主催であるベーシックの秋山さん、田所さんをはじめとする講師の方々から、私達は本当にたくさんの愛情をいただきました。
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愛情しか感じないプログラムでした。
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講師の方々に対して心から恩返しをしたいなというモチベーションがあります。
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秋山さんと田所さんには最大限の感謝を持って事業で立脚していきたいなと思っていますし、協力いただきました講師の方々にも、5年後には「教えていただいたことが今、こういうふうに生きて会社はこうなりました」と会社を見ていただいて、お食事に誘うことができればと思います。
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世界を変えていきたいと思わる方は是非、B-SKETプログラムに応募してみてください。
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心からおすすめいたします!
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B-SKET スタートアップアクセラレータープログラム Batch5
実践的なメンタリング・事業開発サポートでスタートアップの価値を最大化するプログラム参加をしての感想
プログラム応募期間:2020年10月2日〜2020年12月9日
プログラム実施期間:2021年1月25日〜2021年6月3日
https://b-sket.jp/
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「オンラインキャリアセミナー」に弊社代表の河崎 呈がゲスト登壇させていただきました
■「オンラインキャリアセミナー」とは
世界各地で自分らしく仕事を楽しむ大人たちが登壇し、自らの仕事の魅力や生き方を紹介するキャリアセミナーです。業種・職種の枠を超え、“仕事を楽しむ社会人”と交流できる場として1日2020年4月1日から毎日実施されている。地方や海外にいても就活ができ、自分の将来に悩む学生に、“働く未来”を描く機会を提供しています。
https://onlineshukatsu.com/careerseminar
■発表内容
2020年7月7日(火)18:00-19:00
タイトル:「中卒でも会社を立ち上げた私が思う、君自身のポテンシャルを最大限にする極意」
今回の登壇では、LYDを立ち上げてから今現在活動している中で、大切にしていること、失敗したことを包み隠さず話させていただきました。将来に悩む学生のみなさんには、今から沢山の人に出会い話を聞き、より多くの経験をし、やりたいと思うことの選択肢を増やして欲しいと思います。
https://youtu.be/7mbAAv4X1bk
■LYD代表取締役 河﨑 呈 コメント
若い学生の方々が、オンラインを通じて多様な方と接することに大きな価値を感じています。今回は、できる限り等身大で対話することを大切にしました。この動画を見て「こんな人生も面白い!」と感じる方が増えたら大変光栄です。同時に、将来働くことにワクワクしてほしいと思っています。
LYDが生み出す価値が、多くの学生の未来の選択肢の一つになり、豊かなものになるよう今後も活動して参ります。
ロボットがいる生活[河崎呈,AI,動画,革命]
ロボットがいる生活
──LYDではロボット活用事業にも力をいれているとのことでしたが、具体的にはどのような活動をしているのでしょうか?
ソフトバンクロボティクスが開発したコミュニケーションロボット「NAO」を活用して、「ロボチューバー」と題したYouTube動画を配信しています。人間と「NAO」が早口言葉対決をしてみたり、料理をしてみたり。さまざまな企画をしていますが、この活動の目的は、ロボット活用のイメージ喚起なんです。ソフトバンクロボティクスが販売している「Pepper」を飲食店やホテルの受付などのいろいろな場所で見かけることがあると思います。ただ、ほとんどの人は実際に利用したことはなかったり、電源が落ちていて機能していなかったりすることが多いのではないでしょうか。
その理由の一つは、ロボットを使う人たちに、ロボットが生活の一部になるビジョンが見えていないからだと思います。ドラえもんが実際にいたらどんなふうに遊びたいか。アニメや漫画を見たことがある人なら、きっと誰もが想像つくけれど、「NAO」や「Pepper」などのロボットが生活にどのように馴染んでいくかを、想像できない人が多いのだと思います。我々が行うロボチューバーの活動は、ロボットと暮らす近未来を、人々に想像してもらうための取り組みなんです。
──確かに、ドラえもんもそうですが、実際に他愛のない行動をしている映像を見ることで、イメージのしやすさが格段に上がりますよね。ロボットとの生活への解像度を上げて、興味を持つ機会をつくっていると。
「NAO」や「Pepper」は、もともと発達障害を持った子たちのトレーニングや、医療機関の研究のためにつくられました。しかし、私たちは教育現場でもこれらのロボットは活用できると思っています。具体的に言うと、自閉症やアスペルガー症候群、ADHDなどコミュニケーションを苦手としている子どもたちへの教育への活用です。ほかの子と比べると、「変わっている子」と思われがちな彼らのコミュニケーションを取る練習相手にロボットはなり得るのです。これはADHDである私自身の経験から感じていることです。
いまでは、ADHDやアスペルガー症候群が日本でも発達障害として診断されるようになって、苦手な部分がある人だと認知されるようになってきました。ただ、私が学生のころは、理解がいまより進んでおらず、すごく大変で。私も環境に馴染めず、中学校は不登校になってしまいました。だからこそ、私と同じ思いをさせないためにも、教育現場がそれらの障害も一つの個性であると捉えて、自身の才能を伸ばしていくための教育に変えていきたいと思っています。
──河﨑さん自身の原体験があったからこそ、いまのLYDの事業を手がけているわけなのですね。
とはいえ、「教育で世界を変えるぞ!」なんて大それたことは思っていませんが、「世界には面白いことがある」と気づくきっかけをLYDがつくっていきたいです。なにかに触れて感動したり、楽しいと感じたりする機会があれば、それがなにかのきっかけになるかもしれない。それだけで未来は大きく変わっていくと思うのです。この先、ロボットやAIなど新たなテクノロジーが、いま以上に社会に入り込んでいきます。そんな社会で、新しい可能性を見つける機会づくりとして、映像制作スキルやプログラミングスキル、ロボットを扱えるスキルは有効な領域なのではないでしょうか。
秋田とエストニアに拠点を持つ理由 [河崎呈,AI,動画,革命]
秋田とエストニアに拠点を持つ理由
──LiveYourDreams(以下、LYD)ではロボットや映像を通した教育事業を展開していますが、本社を秋田県の大館市に構えていますよね。さらに、2019年9月にはエストニア共和国にも支社を設けたとか。これはどうしてなのでしょうか?LYDの立ち上げ以前、私は映像制作などを主に手がけるクリエイターとして活動していました。あるとき秋田県大館市の街の方と紹介ムービーをつくるということになりました。それが秋田県大館市との最初のご縁でした。このオファーというのが、単純な映像制作の依頼ではなく、「この都市でビジネスをしていく道を一緒に探してほしい」というもの。実はこの大館市は、今後存続できなくなる恐れがある、消滅可能性都市にリストアップされています。そのため、政府や自治体主導でビジネスパーソンやクリエイターに向けたサテライトオフィス誘致の取り組みを行うなど、ビジネスが成り立つ道を模索しています。
──国土交通省によれば、秋田県は消滅可能性都市が最も多い場所とされていますよね。消滅に対する危機感はほかの土地よりも如実だと思います。
私自身も田舎出身であったので、田舎が生き残るためのチャンスを探す、この状況には親近感を覚えました。このような田舎で、自分が培ってきた技術を惜しみなく提供できる価値はなにか。考えた結果、自分が持つ映像制作やロボットプログラミングなどのノウハウを子どもたちへ伝えていくことだと思いました。それがLYDの立ち上げのきっかけでした。 映像制作事業やプログラミング、ロボット事業は、地域の状況に左右されず展開できるビジネス領域だと考えています。田舎出身の私自身も、子どものころにパソコンに触れる機会が多かったため、映像制作やプログラミングなどのスキルを獲得できました。LYDが目指すのは、住む地域に関係なく、若者が多くの選択肢を持てる機会をつくっていくことです。そのため、映像制作スキルやロボットプログラミングスキルを育てる教育事業を中心に展開しています。具体的には、学校でロボットプログラミングやプロジェクションマッピングのワークショップを行ったり、コミュニケーションロボットを活用したYouTubeでの動画配信を行ったりしています。さらに、今年8月に設立したLiveYourDreams Estoniaでも活動を広げているところです。
──秋田と同じく、エストニア共和国(以下、エストニア)という国を選んだことにもなにか経緯があるのでしょうか?
今年7月からエストニアでの活動を開始したのですが、事業を展開していく準備は3年以上前から進めていました。人口130万人という小国でありながらも、IT先進国として注目され、SkypeやTaxifyなど多くのユニコーン企業がエストニアでは立ち上がっています。また、起業発生率が高く、欧州内でも起業活動が活発な国の一つです。その理由として、外国からでも法人登記が簡単に行える「e-Residency」と呼ばれるサービスがあります。
ですが、根本的な理由はそれだけではありません。エストニアの「人の育て方」、つまり教育システムが大きく影響しているんです。エストニアは、2002年に世界ではじめて学校教育にプログラミングを取り入れるなど、世界でもいち早くICT教育を取り入れています。現在成人を迎えているほとんどの人が、すでにプログラミング教育を受けているというわけです。LYDの目指す、地域に左右されることなくビジネスを行っていく道は、エストニアなら実現できると考えました。
──17年前にすでにプログラミング教育を取り入れていたのですか…! IT先進国という印象が強くありましたが、教育がその礎になっているのですね。
そもそもエストニアが早々にプログラミング教育を始め、電子国家となっていく道を選んだのは、歴史的・地理的な背景が影響しています。1991年にソ連から独立し、お金も観光資源も持たないなか、昔からいろいろな国に攻め込まれてきました。いつまた戦争に巻き込まれるかもわからない。だからこそ、若者や子どもが他国に出ていっても自分でビジネスを立ち上げて、生き残っていけるような教育を目指したという背景があります。そして、エストニア国内が落ち着いた時に、いつ戻ってきても自分がどこの何者かを証明できるよう、公的手続きが電子化し「e-Residency」という電子居住権の仕組みが整えられたのです。
日本の学校教育は、カリキュラムと学習指導要領によって定められたレベルをいかにクリアして、いかに優れた企業人になるかという育て方をしています。一方、エストニアは、世界で戦えるビジネスパーソンになるために、知識と挑戦する機会を得られる環境として学校教育が用意されています。カリキュラムも学習指導要領もありますが、あくまで選択肢の一つであり、個性や発達レベルに合わせて挑戦することができます。「e-Residency」により容易に会社を立ち上げることもできるため、小中学校の段階で実際に会社をつくる授業なども受けています。エストニアの学生の日常では、自分の所属する部活動やクラスの話題に加えて、自分が起こした会社についての話をすることも当たり前なんです。
──日本の教育現場では見られない光景ですね…。
エストニアの教育で重要視しているのは、挑戦する機会をどんどん与えて、「うまくいった! 失敗した!」などの体験を積み上げていくことです。この機会とそこで得られる知識や経験値の違いは、5年、10年と時間が経つにつれて、大きな差として表れると思っています。国内のユニコーン企業の数にも影響しますし、ビジネスパーソンとして個人が持つスキルのレベルにも差が表れます。このような教育の土壌がエストニアではすでに形成されています。LYDでは、そのエストニアの教育の土壌を日本の教育現場にも還元していくために、エストニアに支社を設けるに至りました。
【Who's 河崎呈】
さまざまな事業をしている私ですが、ここで簡潔に、
私がどういう思いで、 何をしているのかをご紹介したいと思います。
まず私の大元にあるもの。それは
「関わる全ての人のポテンシャルを最大化すること」です。
これまで映像制作で培ってきた技術・実績を生かし
現在は、世界に通用するクリエイターの育成を実施しています。
7月1日から始動したLiveYourDreams inc,では、
こどもの知的好奇心、可能性を広げるための教育支援を軸に
現在は主に3つの事業を展開しています。
◉エストニア共和国での事業。
○TECH HEROES(テックヒーロー)
9歳〜15歳の子どもたちも参加する、社会に直結する映像制作技術を、ワークフローを身につけることが出来るCampです。
TECH HEROESは同時に、若者が起業家の動画を撮影・発信する媒体であり、若い起業家が世界にリーチするための機会作りも兼ねています。
そして、育成したクリエイターには将来世界での活動を期待しております。8月もエストニア内の3箇所での実施が決まっています。
○起業家のための商品のプレゼンテーションビデオ制作
「IT大国」エストニアでは、約550ものスタートアップ企業が集積しており、起業家たちがたくさんいます。彼らのVISIONやヒストリーを世界に対して伝え、彼らのビジネスでの成功を後押しします。
○教育システムの輸入
エストニアの学校で使用されているSTREAM教育(※)を活用されている方々、そして今教育の最前線にいる方と、日本の学校や塾に導入できるプラットフォームを準備中です。
(※)STREAM教育とは
科学、テクノロジー、ロボット、エンジニアリング、アート、数学(Science、technology、robot、engineering、Art、Math)を意識した教育を通じて世界に通用する起業家を輩出していこうという取組み。
最先端の教育を日本全域に展開するための実験都市として、協力をして頂いています。
エストニアの学校で使用されているSTREAM教育を日本で導入した最初の都市として、大館市の小中学校に協力を頂き、ロボットプログラミングやプロジェクションマッピングの授業を行っています。
来年度からは、年次のカリキュラムに取り入れるべくカリキュラムづくりを進行中で、こどもたちにプログラミングをもっと身近に、分かりやすく、将来の仕事のひとつの選択肢として選んでもらえるよう活動しております。
エストニアと日本との教育を通じた国交を拓き、日本の教育の最先端である秋田県大館市に取り入れることで、理想的なロールモデルとしてこれから日本全域に展開していく活動を始めています。
◉「ロボチューバーNAOとNANA」
20年後にはロボットと人間が共存する世界が生まれています。
その世界に向けて一足先に、ロボットが生活の中にいる環境と、YouTubeという誰でも見れる動画サービスを通じて世の中に近未来を表現した番組を配信しています。
ロボチューバーを通じて、ロボットプログラミングに興味を持つ人が増え、ロボットに関連した仕事をする人を育てる、学校外部からも、興味関心をつくり、社会に直結したプログラミング授業を創ることが目的です。
以上が私が主にやっている事業になります。
関わって頂ける全ての方々に、自分は何ができるのか。
そして対クライアントだけでなく、一緒に仕事をしてくれている仲間たちのポテンシャルを最大化できるためには、どのような人生の生き方が出来るのか?
常に考え、その思いを仲間たちといつも共有しています。
これからもLiveYourDreams inc,の仲間たちと一緒に、
「関わる全ての人のポテンシャルを最大化するためには何が出来るのか?」
を考え、様々な事業に取り組んでまいります!
【エストニア共和国での活動開始のご報告】〜Started volunteering in Estonia.〜
この度LiveYourDreams inc,がエストニア共和国で活動を開始したことをご報告します。
それに伴い、PRTimes様にて、弊社の紹介記事を掲載して頂きました!
We happily announce that our company, LiveYourDreams inc, has started volunteering in Estonia.
「IT大国」エストニアでは、日々起業家たちが切磋琢磨し合っています。
Estonia is known as an advanced IT country, and Estonian entrepreneurs make better each other every day.
まだまだ、世界に知られていない、若きアントレプレナーのVISIONやヒストリー、商品の価値を伝える動画を提供し支援を開始しています。
We have started supporting young Estonian entrepreneurs to be known by the world by making their documentary films. We share their vision, history, and information about their product.
教育の面で、エストニアの学校で使用されているSTREAM教育(※)を作られた方々とともに、日本の学校に導入できるプラットフォームを準備中です。
そして、このSTREAM教育の実施に協力して頂いているのが、秋田県大館市です。
Odate city, Akita, is cooperating us to experiment the STREAM education in Japan.
小中学校にて、プロジェクションマッピングの授業を開催し、来年度からはじまる、小学校でのプログラミング授業に関して、ロボットを活用したプログラムの導入に向けて調整を進めており、プログラミングを身近に感じてもらい、将来の職業の選択肢のひとつとして与えられるように活動しています。
All Japanese elementary schools are required to add programming class from next year. In Odate city, the elementary and junior high school students created projection mapping these years. We, LiveYourDreams, and the city are planning a new curriculum for the programming class using robots. Due to lacking a job is a serious problem in the countryside in Japan, we hope the student feel the programming closer and recognize that programming can be their future job.
(※)STREAM教育とは
科学、テクノロジー、ロボット、エンジニアリング、アート、数学 (Science, Technology, Robotics, Engineering, Arts and Math)を意識した教育。
私たちが描いているVISION「関わる全ての人のポテンシャルの最大化」と共にあるエストニアとのこれからの活動に、ぜひご注目ください!詳細は記事もご覧ください。
Please keep your eyes on us in Estonia!
PRTimes様にLiveYourDreams Inc,がエストニア共和国で活動を開始したことを取り上げていただきました。
Our activity in Estonia has been reported on PRTimes website.