河崎呈 ー動画先生ー はてな公式ブログ

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【スタートアップで「やっていくぞ」と思っても、何をもってスタートアップなのか、具体的に何をどうすべきなのか。何が正しいのか、何が正しくないのか。】

【スタートアップで「やっていくぞ」と思っても、何をもってスタートアップなのか、具体的に何をどうすべきなのか。何が正しいのか、何が正しくないのか。】

河崎呈

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そんな中で、当社では、前回のB-SKETプログラム(Batch4)に参加させていただきました。

ベーシックの田所さんをはじめ、講師陣の体当たりのキャッチボールから経営者としての「大海原の羅針盤」「考え方の源泉」をい頂いたB-SKETプログラムをご紹介します。

<僕の見たB-SKET>
今思うと、参加する前は「スマホ一切なし、ネットもつながらない状態で大海原に放り出された状態」だったかもしれません。世界の一線で動いている人たちがどのように機能しているか、分からない。

全く想像もつかなかった世界、本を読んだりYouTubeを見たりして疑似体験をした気持ちになることはできますが、圧倒的な体験・経験が足りないわけです。これはスタートアップでやっている人の共通点だと思います。

B-SKETプログラムでは、スタートアップの苦しみを超えて成功された先人たちのハードシングスをシェアしていただくことで、先人たちがどういった視点で物事を見ているのか分かってきます。リアルなドラマ、知ることができない中の部分を、「主人公のそばにずっといた親友の存在」のような視点で見せていただくことで、モヤモヤしていた部分の解像度が上がっていき、「僕はどう決断していきたいんだろう」というきっかけになりました。
仮説をしっかりと持ったうえで一つ一つ聞いていくと「なるほど!」と腑に落ちます。

講義は基本的にグループディスカッションで先生方に個別に向き合っていただきました。

やはりスタートアップの苦しさをよく分かっている立場の方ですので、
「昔の自分が本当に欲しかったアドバイス
「本当に寄り添ってほしかった存在」
というのが皆さん何かしらあって、昔の自分がほしかったアドバイスをくださっているという想いも感じました。

加えて、2週間に1回ぐらいのペースで主催であるベーシックの田所さんが直接、時間を設けてくださいました。それはもう全力で、体当たりで向き合ってくださいます。

<いただいた「大海原の羅針盤」と「考え方の源泉」>
先人たちからの濃密なシェアや体当たりなキャッチボールで、

「先人たちはこういうふうにして決断されたんだな。では、僕自身はどうしたいんだろう」

というところが明確になりました。

ハードシングスを何度も繰り返しているような方から直接教えていただけたので、価値や判断基準、固執しなくても良いものなどもクリアになり、決断にかかる時間が大きく変わりました。参加したことで、3~5年ぐらい手探りで足掻く時間がなくなったと思います。

漫画に例えると「主人公のルフィがONE PIECEを先読みした」みたいな感じです。これはすごくありがたかったことです。

また、これからたくさんのことがあると思いますが、困難や苦難に立ち向かっていくモチベーションが非常に上がったと感じています。
会社の方針やビジョン、代表である僕自身が目指す指針が明確になることで、メンバーが卒業することもありましたが、変に落ち込まなくてよくなりました。

それぞれの道を心から応援して、送り出しています。応援できるスタンスとなり、スタートアップでの「考え方の源泉」をいただいたと感じています。

<B-SKETおすすめの受け方>
あらゆるものに対して仮説を立てて学んでいくことができるB-SKETプログラムは、非常に価値の高いものになると思います。

あとは、学んだことをどのように会社で実践していくのか。

今やるのか、それとも未来に向けて備えておくため計画だけ立てておくのかなど、具体的なアクションプランに繋げること。
片っ端から全部やろうとすると、人材の少ないスタートアップだと手が回らないと思います。

「何でもかんでもやればいいというものではない」ということにも気付きました。

<意識の変化>
当社の場合はスタートアップとしてスタートしたのではなくて、NPO団体的にスタートしており、考え方がサラリーマン寄りな人もいて、本当の究極のHARD THINGSが何なのか、やはり分かっていませんでした。

サラリーマンなら給料は当たり前に入ってきます。しかし、スタートアップはもちろん、役職をもっている時点で、自分から生み出していかなければならないという本当の意味での過酷さ。また、守られる立場ではなくて、守る立場であるという責任意識。それぞれがどう力を発揮したらよいのか各レイヤーごとに細かくご指導いただきました。

僕自身もスタートアップをやっていく上で「みんなが自分のペースで育ってくれればいい」と思っていましたが、それじゃダメだということも分かりました。経営に携わる人は人生をかけて、家族以上に人生をかけてやっていけるぐらいの情熱と決断ができる人じゃないと、世の中を変えることはできない。
それぐらいの想いで、そこに共感する人と一緒に経営の中心をやっていかないと、スタートアップとしては成り立たなくなる。そうじゃないと、世の中を変えていけないんだ、ということが分かりました。

全メンバーが経営者と同じように考えることはできないわけですから、
「自分の力を最大限に活かす」ことと、
「経営者として多大なる責任を背負って、人生をかけてその人たちと一緒に頑張るぞ」
という、その両方のバランスがある。

そしてその大元には理念への共感が内包されていて初めて機能していくもの。

もし、受けていなかったら、会社の規模がもっと大きくなってから同じことが起きていたと思います。10人に満たない時点でそれぞれの道が決断できるレベルまでいったのがすごく大きかったです。仕事の話はもちろん、何かを進めるにしても、本当にそこに想いと情熱をもってやれるという人だけで仕事をすることができるようになってきています。

まだ創業して1年ちょっとの段階で、そこまで明確に会社の経営方針を定めることができたのは、本当にすごい財産だと思っています。

<講師陣の「日本の未来を変えていけるような会社を支援していく」というエネルギー>

全ての講師の方からは

「この時代で未来あるスタートアップが乗り越えていけるように本気で教えよう」

「今まで経験したことを伝えて寄り添っていこう」
という強い熱意を感じました。

ここまで親身にやってくれるプログラムは他にはないんじゃないかなと思います。これが僕にとっての「大海原の羅針盤」、そして「考え方の源泉」として、すべての言動の元となっています。
本気で「日本の未来を変えていけるような会社を創っていくんだ」「支援していくんだ」という想い、主催であるベーシックの秋山さん、田所さんをはじめとする講師の方々から、私達は本当にたくさんの愛情をいただきました。


愛情しか感じないプログラムでした。


講師の方々に対して心から恩返しをしたいなというモチベーションがあります。

秋山さんと田所さんには最大限の感謝を持って事業で立脚していきたいなと思っていますし、協力いただきました講師の方々にも、5年後には「教えていただいたことが今、こういうふうに生きて会社はこうなりました」と会社を見ていただいて、お食事に誘うことができればと思います。

世界を変えていきたいと思わる方は是非、B-SKETプログラムに応募してみてください。

心からおすすめいたします!

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B-SKET スタートアップアクセラレータープログラム Batch5
実践的なメンタリング・事業開発サポートでスタートアップの価値を最大化するプログラム参加をしての感想
プログラム応募期間:2020年10月2日〜2020年12月9日
プログラム実施期間:2021年1月25日〜2021年6月3日
https://b-sket.jp/
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